ひまわりホール2012パペットフェスティバル

今年もパペフェスに参加しました。

作品は、鈴木塾3期にハラプロジェクト主宰の原智彦先生に講師、演出をお願いしてつくった「いただきます」です。

セリフがほとんどないうえに、お米の一生を、その時々のハイライトでつなげていくので、そこにいかにわたしたちが心を込めて演技することができるかどうかで、まったく印象が違ってしまう作品です。

この作品を作るまでに、祭りのことを調べたり、農業試験場に行って話を聞いたり、むしろそうした期間のほうが長いくらいに時間をかけました。その思いを込めて、もの(人形)に命を吹き込む表現ができたかどうか・・・

 

感想より

・食育の教材としても最高の作品だと思いました。とてもリアルで米の成長がよくわかりました。ファンタジックな演出で飽きさせない工夫も感じられました。

・大人な作品と思いました。3人でやってすごいなと思いました。

・さすが大人の演技でした。よかったです。

・おもしろかった。すずめがねーおこめたべたところ、おこめがピューとのびたとこ、かみなり、とんびがかえるつかまえたところ、花ふんのけむり・・・6才

・芸術性が高くてステキでした。

・たのしかった、また来ます。

                          等々

たくさんのステキな感想お寄せいただいてありがとうございました。

 

一つだけ、「言葉がない時のパフォーマンスの意味がわかりずらかった」という感想がありました。これは多分、私たち3人が踊り(?)で台風を表現した部分ではないかと思うんですが、別の感想の中には、エンピツでぐるぐると書きなぐったようなものがあって、横に「訳、台風の場面」と書いてありました。一番印象が残った部分を描いてくれたのだと思います。救われました・・・

 

このパペフェスで、「劇団ザパリ研究所」の「ゆめ」を見ました。

ダンボールでつくった舞台(毎回現地で作るそうです)の斬新さ、み終わった後の、なんとも表現ができない、心の中がいろんな感情でいっぱいになった感覚・・・よかったです!